うつな気持ちが晴れていく［こころのストレッチ］

【「つらいな」というときには、 ちょっと立ち止まって「らくな自分」を取り戻そう】

認知行動療法の第一人者、大野裕によるモヤモヤした気持ちを上手に晴らす

こころのストレッチ本です。

私たちの心には、実は驚くような強さがあります。

こころの力を弱らせないために、誰もが持っている 大事なもの、

それがアスピレーションです。

アスピレーションとは、自分なりの夢や希望のこと。

これらを意識することで、私たちは強いこころの力 を保つことができます。

「なんだか、この頃つらいな」と感じるそんな時こそ 少しの工夫が必要です。

休憩でもしながら、本書を読んで らくに過ごせる自分を取り戻しましょう！

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［あなたの中には想像以上の力がある］

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「人生案内」への相談を読んでいると、いろいろな悩みを抱えて生活している人が多いのがわかります。その問題に対して、回答者がそれぞれの立場からコメントをしていて、それを読むと勉強になることがたくさんあります。それ以上に、私にとって勉強になるのが、質問をしてくる人がそれぞれ、苦しい思いをしながら自分なりの工夫をしているところです。しかも、その工夫を生み出す感性から、その人らしさが伝わってきます。経済的に苦労していながら、家族を思い、家族のために行動している人がいます。夫婦関係に悩みながらも、お互いの関係をよくするために工夫をしている人がいます。苦しい中で考えているからこそ役に立つ工夫が多いのですが、質問を送ってくる人は、その自分の工夫に気づけていないことがほとんどです。そうした工夫ができているところに、その人のこころの強さがあるはずなのに、それに気がつけていないのです。

――第６章　「にもかかわらず」――どんなときも、自分らしく　より

認知行動療法の第一人者による知っておきたい「グルグル思考」の対処法

第１章　まずはウォーミングアップ
　　——焦らず、できることから
第２章　少しずつ少しずつ
　　——やってみたらできた！を続ける
第３章　うまくいかないとき
　　——気分転換で発想を変える
第４章　楽しいから、やる！
　　——アスピレーションの効果
第５章　助けを借りる
　　——「つながり」が力になる
第６章「にもかかわらず」
　　——どんなときも、自分らしく
第７章　さあ、深呼吸
　　——こころが休まる時間を持つ