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- エッセイ
- 文学史
太宰治との奇跡の四日間
私的、昭和文壇史
- 定価
- 1870円(税込)
- 配本日
- 2024-07-05
- ISBN
- 978-4-86663-243-8
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内容紹介
【数々の作家を惹きつけた、一つの謎】
「昭和二十一年(1946)、十二月が数日後には、 新しい年に変わろうかという師走のことだった。 神奈川県芦ノ湖に近い芦ノ湯温泉は、 いまでこそすばらしい温泉地になっているが、 戦争に負けて一年半足らずの時期は、 温泉といっても、いまの家庭風呂に毛の生えたようなもので、 私は一週間ほど滞在したが、 この男性以外の客を、一人も見なかった。」(本文より)
終戦ほどない時分、 14歳の著者が湯治場で見知ったある男。
この男の正体は誰か。
松本清張、三島由紀夫、川端康成…… この謎は数多くの作家を惹きつけ、 著者の運命を大きく動かすことになる。
文学史上には存在しない事実を、 93歳、現役編集者が書き下ろす待望の新刊!
【目 次】
第一章 温泉宿の男
第二章 心 中 事 件
第三章 空想の担当者
第四章 太宰治との絆
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